東京都の動物園では、法律で保護されている動物・野生個体が減少し保護の必要がある動物を、ひとつの動物園で集中して飼育することによって繁殖を図る「ズーストック計画」に取り組んでいます。
東京都HP:第2次ズーストック計画
参加しているのは、上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園、大島公園動物園。要は、希少種をこれらの動物園がそれぞれ分散して飼育するのでなく、分担を決めて一カ所に集めて飼うことで、繁殖につなげようという趣旨。
そのなかで、「アルダブラゾウガメ」を任されているのが、伊豆大島にある大島公園動物園です。さすが、東京都連合を代表して繁殖を狙う飼育場だけあって、充実した飼育設備のもと、大きな個体が生き生きと動き回る姿が見られました。
ぜひ、動画でご覧ください。
リクガメを広い地面で飼育する、というのは、理想ではあるものの制約があってなかなかできないこと。このクラスの飼育舎はなかなかありません。
大型の生き物は、やはり広いスペースで飼いたいですね。