オタマジャクシの餌を選ぶ 候補その1

※この記事の結論は、徹底解説 オタマジャクシの餌は何が良いかという記事にしました。

オタマジャクシの餌。

オタマジャクシは、孵化したばかりのタイミングでは、卵を覆っていた半透明のゼリー状の紐を食べて生きるようです。

問題はその後。自然界では、特段の餌もないような小さな池でも成長していますので、栄養価は低くても何かしらの有機物やデトリタスを食べて生きているのでしょう。

ただ、飼育環境では、ちゃんとした餌をあたえて育てたいですよね。 というのも、カエルの飼育で大変なのは、オタマジャクシ時代でなく、上陸直後の子ガエル時代だからです。 飼育が簡単なオタマジャクシ時代にしっかりした餌をあたえて体力や栄養をつけておき、上陸直後の難しい時期に備える、という作戦です。 また、いい加減な餌を与えて共食いを招くようなこともあってはなりません。

では、しっかりした餌として何を与えるかですが、パッと思いついたのはレプトミンとプレコフードです。ここから先、昔話もまじりますが、この2つが頭に浮かんだ理由を書いてみたいと思います。

①テトラレプトミン

王道中の王道、と言える餌ですね。 私がレプトミンを使って爬虫類両生類を飼育していたのは10数年以上前ですが、その時代から売り場で存在感がある餌でした。 販売元がアクアリウム先進国ドイツのメーカーTetra(テトラ)だったこともあり、何となく信頼感が持てる印象があったのではないでしょうか。商品説明のパンフレット等もしっかりしており、マーケティングも上手でした。 ただ、宣伝やマーケティングだけでは、これほどのロングセラーにはならないはず。実力あってのスタンダート商品なんだと思います。

ちなみに、レプトミンがまだ2、3センチの長さだった時代に、ゼニガメをレプトミン主体で数年かけてやや小さい金銭亀サイズまで育てたことがあります。最終的には逃げられてしまったのですが、本当に健康に、きれいに育ってくれました。水棲ガメの餌としてはかなりの安心感がありますが、オタマジャクシの餌としてはどうなのか。何となく、高タンパクな気はしますが・・・。ただ、生息環境がある程度類似していることを考えると、大外しはないと思います。

レプトミンは、カエルの餌としても使っていました。親指大サイズのツチガエル(のようなカエル)を飼っていた時、カエルが好むような活き餌を調達できないまま痩せてきたため、強制給餌に切り替えたことがあります。しばらくレプトミンのみの給餌を続けましたが、体つきも戻り、フンもしっかりしたものが出ていました。この点からも、候補になり得るエサだと思っています。

※この記事の結論は、徹底解説 オタマジャクシの餌は何が良いかという記事にしました。

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