水草とおたまじゃくし(日記)
オタマジャクシの水槽に、水草を入れてみました。
入れたのは、マツモという水草です。
熱帯魚ショップや金魚屋さんで売っている金魚藻と言われている水草で、よく見かけるのは3種類です。よく見かける順に挙げると、カボンバ、アナカリス、マツモとなります。
アナカリスは、外来種であり、野外に捨てられると大繁殖したりするので、最近あまり販売されなくなったように思います。また、3つの中で1番葉っぱが硬いようで、水草を食べる金魚も3種類の中で1番最後まで突きませんし、小さな金魚は食べません。今回は、水草におたまじゃくしの餌としての役割も期待しますので、アナカリスは選びませんでした。
残りのカボンバ、マツモのどちらにするかですが、以下の理由から、マツモを選びました。
・ガボンバは底に植えて育てる水草だが、マツモは水に入れておくだけでよい。
・マツモは、水草のなかでも成長速度が特に早くあっという間に増える。買い足す必要がないし、成長のため水中の養分を吸収するなど、多少の水質浄化作用が期待できる。
カボンバは外来種ですが、マツモは日本に自生しているようです。そのため、氷が張る冬でも、屋外で冬越し可能です。冬場は色が変色して茶色と濃い紫の間のような色になりますが、暖かくなるとすぐ成長して、グリーンの綺麗な姿を見せてくれます。
水草を入れると、見た目もきれいになりますね。
(追記)このとき買ってきたマツモですが、どんどん殖えてオタマジャクシが上陸するころには何倍にもなっていました。
オタマジャクシの水草は、マツモがおすすめ
水草は、オタマジャクシがとまって休める場所を提供してくれます。特に、足が生えて尾が短くなりだした頃からは、水面のマツモを足場にして休むことが多くなりました。
また、水草は、エサの食べ残しやフンなどの有機物から発生するアンモニア等を栄養分として吸収します。これだけ増えたということは、それなりにエサの食べ残しやフンなどの養分を吸収してくれたのだと思います。水質浄化には欠かせない存在ですね。
①浮かべて育てる水草で、オタマジャクシが休む場所になる。②成長が早く、水質浄化に役立つ。③売っている場所が比較的多く、安い。オタマジャクシの水草として、3拍子揃ったマツモはとてもおすすめです。