投稿者「神栖紗英」のアーカイブ

三河でみかけた古傷をもつニホントカゲ~再生尾あれこれ~

野外で見かけるトカゲ類は、再生尾をもっていることがよくあります。再生尾とは、いったん切れた後に、生えてくる尾のこと。

愛知県奥三河の山中

尾を切る、ということは、何らかのピンチに遭遇したから行われるわけです。そして、切れた尾が再生しているということは、ピンチを切り抜けて、無事生き抜いてきた証。

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ヘビだけじゃない、愛媛県立とべ動物園スネークハウス

四国・愛媛県の松山市近くにある砥部動物園に、「スネークハウス」と名付けられた施設があります。名前からヘビがいそうなのはわかりますが、実際はどんな場所なのでしょうか。

愛媛県立とべ動物園の入り口

とべ動物園スネークハウスへのアクセス、行き方

とべ動物園は、松山市中心街からバスで30分ほどの距離に立地しています。バス乗り場は松山市駅や大街道周辺にあり、本数は30分間隔と割と頻繁に出ています。

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すごい迫力、大島公園動物園のアルダブラゾウガメ【動画】

東京都の動物園では、法律で保護されている動物・野生個体が減少し保護の必要がある動物を、ひとつの動物園で集中して飼育することによって繁殖を図る「ズーストック計画」に取り組んでいます。

大島公園動物園のアルダブラゾウガメ

東京都HP:第2次ズーストック計画

参加しているのは、上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園、大島公園動物園。要は、希少種をこれらの動物園がそれぞれ分散して飼育するのでなく、分担を決めて一カ所に集めて飼うことで、繁殖につなげようという趣旨。

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渓谷沿いの有尾類飼育施設・日本サンショウウオセンター

三重県の山奥で、オオサンショウウオをはじめとする有尾類を飼育する施設が、ひっそりと営業しています。その名は、日本サンショウウオセンター。

日本サンショウウオセンターで見たオオサンショウウオの赤ちゃん

行ってみると、古めかしいけどしっかりした設備で、何種類かの有尾類が飼育されていました。以下、ご紹介します。

日本サンショウウオセンターへのアクセス、行き方

日本サンショウウオセンターは、オオサンショウウオが実際に住む渓流のほとりにあります。当然、都市部からは離れた立地。

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カメの多頭飼い環境と明るいデザインが必見、日本平動物園爬虫類館

静岡県は、爬虫類両生類関連施設の充実度では日本トップクラスのエリア。iZooを擁する伊豆は聖地とも言える場所ですが、伊豆から少し離れた静岡市にもいい施設があります。

日本平動物園のエントランス

日本平動物園爬虫類館です。

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