奄美海洋展示館は、奄美大島にあるミニ水族館的施設。規模は大きくありませんが、きれいな大水槽をもつ素敵な施設だったのでご紹介します。
奄美海洋展示館は、奄美大島の中心街名瀬から車で15分ほど行ったところにあります(バス便もあるようですが、季節や本数に注意)。
展示館への道はきれいな海沿いにあり、途中には絶景ポイントが沢山。展示館自体も、綺麗な砂浜のそばという素晴らしいロケーションにあります。
芝生に映える白い建物を入ると、大きな立方体の水槽が正面に見えます。
この大水槽、三方向と上から見られるようになっていますが、とにかく水が透き通っていてきれい。どこから見ても、水槽の向こう側がみえるくらい透き通っています。
水槽の中には、色とりどりの奄美の魚ときれいなウミガメがたくさん泳いでいて、ずっと眺めていても飽きません。奄美の海を再現した水槽とのことですが、魚とウミガメの混泳がとても上手くいっていて、竜宮城ってこういうところなのかな、という雰囲気。
水槽の両脇にある階段を登ると、二階に上がります。二階の床の高さに大水槽の水面があって、水槽と床が自然な海辺のような形でつながっています。
その海辺には、水槽のウミガメたちがたくさん集まってきていて、この日は餌やり(レタス)をすることが出来ました。距離感、すごく近いです。
この奄美海洋展示館は、何と言ってもこの大水槽が素晴らしいのですが、大水槽以外にも展示コーナーがあって、そちらも充実しています。爬虫類両生類に関係するものを紹介すると、アカウミガメの赤ちゃん、アマミシリケンイモリ、ヤエヤマイシガメ、スッポンなどがいました。
しばらく館内をブラブラしていると、大水槽で餌やりタイムがはじまりました。展示館の人が餌を持って水槽の脇に立つと、ウミガメや魚がたくさん集まってきます。餌やりを横から見れるっていいですね。
たくさん餌をやって、水を汚しそうなカメを何匹も飼って、これだけの透き通った水槽を維持するって大変だと思います。この展示館、途中までの道や外の浜辺も含めて、南国リゾートとしての奄美を楽しめるところ。帰り道に見えた海も、すごくきれいでした。
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