爬虫類がいる動物園・水族館」カテゴリーアーカイブ

香港アクア系マーケット・金魚街での爬虫類販売風景

香港金魚街の風景

香港は、タイやドイツと並んで爬虫類の飼育が盛んな国。そんな香港で、爬虫類販売の現場を見てきましたのでご紹介します。

香港には、ファッション系の女人街、スニーカーストリートと呼ばれる花園街、骨董のキャットストリートのような、同業の商業集積地がいくつかあります。 動植物関係では、 続きを読む

なぜこんな場所に?離島の生物研究所、黒島研究所探訪記

黒島研究所は、沖縄県八重山諸島の小さな島・黒島にある生物研究所。牛が草を食む野原の島で、魚類や爬虫類などの生き物を飼育するユニークな施設です。名前からだとどんな施設なのかなかなか想像できませんが、実際に見学してきましたのでご紹介します。

黒島研究所の入口風景

黒島研究所への行き方、アクセス

黒島研究所のある黒島へは、石垣島からのアクセス。南ぬ島石垣空港からバスに40分ほど乗ると、 続きを読む

名前から想像できない隠れた爬虫類スポット、沖縄こどもの国

沖縄県沖縄市(コザ)にある、沖縄こどもの国。施設名に動物を感じさせるフレーズは入っていませんが、沖縄が誇る立派な動物園です。名前からだとなかなか想像できない、レベルの高い爬虫類両生類展示がありましたのでご紹介します。

沖縄こどもの国の入口

沖縄こどもの国へのアクセス、行き方

沖縄こどもの国は、沖縄本島のなかでも那覇から離れた地域にあります。公共交通機関を使ったアクセス情報は意外と少ないので、ここですこし詳しく説明します。

那覇空港や那覇バスターミナルからのアクセスは、 続きを読む

奥武島の久米島ウミガメ館

久米島ウミガメ館は、沖縄県の久米島にあるウミガメ展示施設。規模は大きいとは言えませんが、きれいな海のすぐそばで、ゆっくりウミガメを眺めることができる場所。久米島訪問の際にはぜひ立ち寄りたいスポットですのでご紹介します。

参考URL:久米島ウミガメ館スタッフ日記

久米島ウミガメ館の建物

久米島ウミガメ館への行き方、アクセス

久米島ウミガメ館は、久米島と橋でつながっている、奥武島という小さな島にあります。久米島島内での移動は、島の広さやレンタカーの充実度を考えるとレンタカーが便利ですが、ウミガメ館へは路線バスで行くこともできます。最寄りのバス停は、隣接する温浴施設「バーデハウス久米島」前のバス停「バーデハウス前」で、久米島空港からだと約30分ほど。バスは途中で町の中心部を通りますので、中心部からだともっとはやく着きます。

久米島と橋でつながる小さな島・奥武島
奥武島と久米島を結ぶ橋(奥武島より)

久米島ウミガメ館の展示

久米島ウミガメ館の館内で展示されているウミガメは、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類。入り口入って右手の方に、それぞれの小型の個体の水槽があります。

小型個体コーナーのアカウミガメ
小型個体コーナーのアオウミガメ
小型個体コーナーのタイマイ

通路を挟んで反対側には、ウミガメに関する解説コーナーがあり、パネル展示がされています。解説コーナーは、学術的なものから、ウミガメに関する沖縄の伝説、ウミガメが直面する問題など、様々な角度からの内容。

解説コーナーにあった情報のなかで特に印象深かったデータが、ウミガメの生存率。アカウミガメの生存率は、まだよくわかっていないものの5000分の1くらいと推測されているそうです。アカウミガメの一回の産卵数は120個くらいとのことですので、確率的にみると一つの巣穴から海に旅立っていく子亀は一匹も生き残らない場合の方が多いことになります。これは、すこしショックな数字でした。シシャモとか、カニとか、そういった生物の生存率が低いのは感覚的にわかるのですが、砂浜に這い出て海に向かって泳いでいくあのウミガメの赤ちゃんの生存率がこれほどまでに低いとは・・・。展示では、生存にあたってどんな場面でどんな困難が待ち受けているのかの解説もされています。

解説コーナーを抜けて建物の奥に進むと、メインの大水槽がありました。水面が天井より上にある、深さがある水槽に、大型個体のウミガメが何匹も泳いでいます。二階に上がると、上から泳ぎ回るウミガメをみることが出来ます。

2階から見る、泳ぎ回るウミガメ

二階の水槽の奥には、上陸できるスペースがあって、砂場となっています。産卵スペースでしょうか。

ウミガメ大水槽の上陸できるスペース

久米島ウミガメ館には、島内でケガをした野生生物が見つかると、地元の方から連絡が入ったりするようで、館内には事故にあった動物たちについてのレポートなどもありました。資料は目立たない形で置かれているのですが、情報量が多く、結構読み応えがあります。

久米島ウミガメ館は、集落とは離れた場所にあるこじんまりとした施設。ざっと見るなら15分もあれば回れてしまう規模ですが、ウミガメ解説コーナーや館内のレポートなどは興味深い内容です。すぐそばにある観光名所・畳石やバーデハウス久米島とあわせて、ゆっくり楽しみたい施設だと思いました。

畳石とバーデハウス久米島

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久米島の野生生物情報の集積地・久米島ホタル館

沖縄県の久米島は、那覇空港から飛行機で小一時間、那覇・泊港からフェリーで3時間ほどのところにある離島。南方の島だけあって、爬虫類両生類が多く生息する場所です。 その久米島に、爬虫類両生類を含む地元の野生生物を展示する久米島ホタル館という施設がありましたのでご紹介します。

久米島ホタル館の建物

久米島ホタル館への行き方、アクセス

久米島ホタル館は、久米島中心街(仲泊・大田エリア)から少し離れた森の中にあります。海沿いにある町から山にむかう道をいくのですが、中心部からそれなりに距離があり、車でないと行きにくいと思います。久米島町観光協会のHPには、「久米島交番の横を奥へ約1km」とあり、地図を見ると歩いて行けそうな印象は受けますが、実際は下の写真のような道が続きます。

久米島ホタル館への道

幸い、久米島は空港付近や中心街にレンタカー屋が何軒かあり、レンタカーが割と充実しています。歩いて行けないことはないかもしれませんが、車を借りて行くのがおすすめです。

久米島ホタル館にいた爬虫類

久米島ホタル館は、名前の通り、久米島のみに生息する稀少種クメジマボタルの保護観察施設ですが、ホタルだけでなく、爬虫類を含む野生生物全般の調査・保護の基点となっています。

館内には、何種類かの野生生物が展示されていました。爬虫類関係をみていくと、トカゲの生体で飼育されていたのは、アオカナヘビとオキナワキノボリトカゲ。展示されているトカゲのケージは個人でも用意出来る規模のものでしたが、ケージ内のレイアウトは、腐植質の床材に植物を立体的に配したきちんとしたものでした。植物もフレッシュな感じで、かなりの頻度で差し替えていると思われます。

アオカナヘビの飼育レイアウト
久米島ホタル館のオキナワキノボリトカゲ
オキナワキノボリトカゲのレイアウト

ヘビの展示は、ハブとアカマタ。久米島のハブはハブとヒメハブがいて、ハブはさらに久米島型と沖縄島型がいるようです。館内にあった写真では、沖縄型のハブは鎖型の模様がはっきりしていましたが、久米島型のハブは鎖型の模様がほとんど見えず、アオダイショウのような外見でした。

久米島ホタル館で飼育されていたハブ
アカマタの飼育レイアウト
シェルターの下に隠れるアカマタ

屋外には、外来種としてミシシッピアカミミガメが展示されていました。

外来種として、アカミミガメを展示

爬虫類以外では、魚類や傷ついて保護された野鳥を飼育・展示。この日は、スタッフの方が付きっきりで面倒をみている鳥も見せていただきました。

久米島ホタル館の屋外ビオトープ

久米島ホタル館は、前述の通り街から離れた場所にあります。建物は森の中で、すぐ近くには小川が流れています。こういった立地を生かして、屋外にはビオトープが整備されていました。ビオトープはかなり本格的で、歩き回れる規模。このビオトープを夜間に観察する催しも行われているそうです。

久米島ホタル館のビオトープ①
久米島ホタル館のビオトープ②

久米島ホタル館のスタッフの方々は野生生物に詳しく、館内の解説コーナーも充実。私が訪問した日は他にお客さんも少なく、直接話を聞くことができました。活動は施設の中に限らず、ホタル館主催の野外観察ツアーなども行われているとのこと。

久米島ホタル館の展示

久米島ホタル館は、久米島の野生生物に興味のある方が情報を仕入れるにはかなりお勧めの場所。島をまわる前に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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