餌・ケージ・飼い方」カテゴリーアーカイブ

どう違う?爬虫類用ライトの種類と役割【メタハラ・バスキング・UVB】

爬虫類飼育のアドバイスや専門書には、よく、ライトや照明の話が出てきます。飼育用品売り場に行ってみても、並んでいるライトの種類は様々。

草津熱帯圏のフトアゴヒゲトカゲ。当記事を読めば、2つのライトの違いがわかるようになります。

どういう目的で、何を使えばよいのでしょうか?すこし長くなりますが、機能を整理してみました。

カルシウム生成に必要な、紫外線灯(UVBライト)

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プロが使う床材はなに?ツノガエルの飼育方法【ベルツノガエル・クランウェルツノガエル】

ツノガエルは、初心者にも飼いやすいペットフロッグ。小さなプラスチックケースに入った五百円玉サイズの幼体が並べられている姿を、よくみかけます。

あわしまマリンパークのクランウェルツノガエル

ベルツノガエルやクランウェルツノガエルは、飼育・繁殖技術が確立されていて、売られている個体はほぼCB(養殖個体)。飼育にあたって大きなケージはいらず、紫外線照射も不要。比較的簡単な設備で飼うことが可能とあって、都市生活者にも人気があります。

そんなツノガエルですが、普通の日本人が野生での姿を見る機会は、ほとんどありません。ところが、先日たまたま見ていたテレビで、野生のツノガエルの様子が放映されていました。

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アオダイショウと何が違う?シマヘビの飼育方法

シマヘビは、アオダイショウと並び立つ日本産ヘビの普通種。毒がなく、適度な大きさと美しい外見をもつことから、飼いたいヘビの候補としてアオダイショウと1,2を争います。

八木山動物公園のシマヘビ

どちらも素晴らしいヘビですが、両者には飼育上、すこし異なる点があります。そこで、アオダイショウとの比較に留意しながら、シマヘビ飼育のポイントについてまとめてみました。どちらを飼育しようか悩んでいる方は、必見です。

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プロから学ぶアオダイショウの飼育環境【ケージは?レイアウトは?】

アオダイショウは、日本のヘビの代表種。動物園や水族館でもよく飼育されています。これまで、いろいろな施設でアオダイショウを見てきましたが、多くの場所で次のような解説がされていました。

足立区生物園のアオダイショウ
  • 日本で最も一般的に見られるヘビで、日本固有種
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ウーパールーパーが映える水槽レイアウト

ウーパールーパーは、小さな目が可愛らしい人気の両生類。野生では、生息地が限られる上にその開発が進んで絶滅寸前となっていますが、養殖された個体が広く流通しています。

Kawazooのウーパールーパー

エサは、面倒な生餌を調達する必要がなく市販の人工飼料を利用可能。飼育設備も、極端な話、水を入れる容器があれば大丈夫。

夏の水温上昇や冬の凍結には気を配る必要がありますが、人間が快適に過ごせる室温で飼う限りヒーターなどは不要。水換えで水質を維持できれば、濾過器具も不要。電気が必要な器具がいらないという意味では、熱帯魚よりかんたんに飼育できます。

要は、ウーパールーパーは初心者でも飼いやすい入門種。ただ、それだけに気を付けてほしいことがあります。飼いやすく、安価で入手できる種類は、飼育が雑になりやすいのです。

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