家族向けにきれいなレイアウトで爬虫類両生類を見せる足立区生物園

足立区生物園は、足立区が区立公園の中で運営する動植物の展示施設。それだけ聞くと、どうしても地味なイメージを抱いてしまいますが、展示する種類のラインナップ・飼育環境のレイアウトともに、爬虫類両生類目当てで行って損のない内容。以下、簡単にご紹介します。

足立区生物園

足立区生物園への行き方、アクセス

足立区生物園の最寄り駅は、東武伊勢崎線の竹ノ塚駅。ただ、駅から徒歩で20分と、少し遠い場所にあります。バスに乗って、

・北千住駅から竹の塚駅行きで20分

・竹の塚駅東口から3分

の「保木間仲通り」というバス停で下車するのがおすすめ。ここから徒歩5分ほどのところに、元渕江公園という区立公園があります。公園内を池や広場を抜けて奥の方に進んでいくと、足立区生物園に着きます。

一般受けを意識した飼育レイアウト

足立区生物園の入園者は、家族連れや近所の子供たちがメイン。展示も、一般受けをきちんと意識した、きれいで清潔感のあるレイアウトとなっています。

ニューギニアカブトガメの水槽

例えば、ニューギニアカブトガメがいる水槽。広くて奥行きのある水槽に、子供が入れる大きさの透明なトンネルや小部屋を備えた造りで、魚とニューギニアカブトガメが混泳する様子が水中から見られます。

足立区生物園のビルマニシキヘビ

殺風景になりがちなヘビのケージも、グリーンの人工芝を使って綺麗にレイアウト。大きなケージには、ビルマニシキヘビが飼育されていました。水場も大きく清潔な感じで、エアレーションがされています。

足立区生物園のインドシナウォータードラゴン

同じく広いケージが用意されていたのが、インドシナウォータードラゴン。陸場にはヤシガラを敷き詰め、生体が登れるようにシュロの木を斜めに配置していました。手前に設けた水場には熱帯魚のゼブラダニオなどを泳がせ、ひとつの展示として見れるような仕組みです。

シュロの木にとまる足立区生物園のインドシナウォータードラゴン

展示する種類も、バランスよく充実

この足立区生物園、区立公園の中で区が運営する施設ですが、飼育する爬虫類両生類のラインナップは充実しています。

さきほど紹介したものに加えて、大型の種類では、

・ケヅメリクガメ
・ヒョウモンリクガメ
・アカアシガメ
・オオサンショウウオ

中型の種類では、

・パンケーキガメ
・インドホシガメ
・ベーレンニシキヘビ
・クサガメ

がいます。

足立区生物園のベーレンニシキヘビ

ベーレンニシキヘビ(ベーレンパイソン)は、黒色をベースに虹色に輝く姿を持つニューギニアのヘビ。ケージの上の方でとぐろを巻いていました。

小型の種類では、

・ベルツノガエル
・アマガエル
・アカガエル
・ヌマガエル
・マダラヤドクガエル
・アフリカツメガエル
・ウーパールーパー
・マーブルサラマンダー

を飼育。

実験動物やエサとして用いられることも多いアフリカツメガエル。ベアタンクや簡素なケージで飼育されることが多いですが、足立区生物園では下の写真のレイアウトで飼育していました。

足立区生物園のアフリカツメガエルの水槽

アフリカツメガエルは、左下に何匹か隠れていた

大磯系の底砂に、縦長に珪化石系の石を配する構成。アフリカツメガエル=ベアタンクと凝り固まった思考ではなかなか思いつかないデザインですが、アフリカツメガエルの魅力を引き出す素晴らしいレイアウトだと感じました。

地元種のコーナーは、足立区の種類を展示

爬虫類両生類を飼育する動物園や水族館にお馴染みの、地元の種類を展示するコーナー。その施設により、日本産の種類を展示していたり、沖縄や北海道、関東といった地方で見られる種類を展示していたりしますが、ここでは足立区で見られる(見られた?)種類を展示していました。

具体的には、

・アオダイショウ
・トウキョウダルマガエル
・ヒキガエル
・アカハライモリ

を展示。

ヒキガエルは、毎年園内の外の池にオタマジャクシが泳ぐ姿が見られるなど、まだまだ足立区内に普通にいそうです。アオダイショウも、水元公園などで目撃されている模様。ただ、トウキョウダルマガエルやアカハライモリは、なかなか見かけづらくなっているのではないでしょうか。

ニューギニアカブトガメの水槽(足立区生物園)

足立区生物園は、ちょっとしたラインナップの爬虫類両生類を、家族向け・子供向けを意識したきれいなレイアウトで見られる施設。ポニーがいたり、温室があったりと爬虫類両生類以外の展示もあり、300円で入れる区営施設とは思えない充実度です。駅からやや遠いとはいえ、都内ターミナル駅から頻繁にバスも出ていますので、都内近郊の方は足を延ばしてみることをおすすめします。

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