投稿者「神栖紗英」のアーカイブ

トノサマガエル・ダルマガエルの飼育方法

トノサマガエル・ダルマガエルといえば、田んぼでぴょんぴょん跳ねる、昔からおなじみの日本産ガエル。

ところが、飼育に関する情報は、意外と多くありません。

鳥羽水族館のダルマガエル

手元の飼育書をいくつかみても、独立した項はなし。日本産種を細かくカバーする、大谷勉著「日本の爬虫類・両生類飼育図鑑」では、「跳躍力が強く、飼育には不向き」とされています。

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ベーシックな爬虫類がしっかり揃うかみね動物園はちゅウるい館

茨城県日立市と言えば、大手メーカーの企業城下町として有名。太平洋に隣接した海沿いの街で、意外にもウミウの産地だそうです。日本各地で見られる鵜飼のウは、日立市から来ているのだとか。

かみね動物園はちゅウるい館

そんな日立市の動物園に、ウ(鵜)と爬虫類を展示する施設があります。その名も、はちゅウるい館。面白そうなので、行ってみました。

かみね動物園はちゅウるい館への行き方、アクセス

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マレーハコガメの飼育方法【ケージは?エサは?】

マレーハコガメは、水によく入る半水棲のカメながら、リクガメのようなまるく盛り上がった甲羅をもつカメ。濃いグレーに、レモン色の線が入った美しい姿をしています。

八木山動物公園のマレーハコガメ
一般的に幼体は扁平で、成体になるにつれ体高がでてくるという。

水中でも陸でも活発に動き回るその姿は、見ていて飽きません。大きさは、甲長20cmと一般家庭で十分飼育可能なサイズ。エサも人工飼料が利用可能で、比較的飼育しやすいカメと言えます。

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シリケンイモリの飼育方法

日本には、3種類のイモリがいます。

  • アカハライモリ(ニホンイモリ)
  • イボイモリ
  • シリケンイモリ
沖縄こどもの国のシリケンイモリ

アカハライモリの飼育方法は、すでに取り上げました。イボイモリは、天然記念物ですから許可をうけたもの以外は飼育できません。残るシリケンイモリとは・・・沖縄・奄美ではすごくポピュラーなイモリですのでご紹介します。

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ニホントカゲの飼い方で押さえるべき3つのポイント

ニホントカゲと言えば、日本在来の3大トカゲ=トカゲ、カナヘビ、ヤモリのうちの一つ。成長度合いや雌雄によって、ブルーや漆黒、金褐色と様々な色合いを見せるメタリックな姿は、憧れの対象です。

アクアトト・ぎふのヒガシニホントカゲ

といっても、小型で、ほぼ全国に生息する身近さゆえに、なかなかちゃんとした設備で飼われないケースが多いかもしれません。ニホントカゲは、狭いプラケースに閉じ込め、玄関に置いておくだけではいずれ弱ってしまいます。

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