爬虫類がいる動物園・水族館」カテゴリーアーカイブ

バンコクの爬虫類市場・チャトゥチャックマーケット

爬虫類関係の事件捜査に取り組んできた警察官が書いた本「警視庁いきものがかり」。そのなかに、ペットのリスの密輸事件を追って、バンコクの巨大ペット市場・チャトチャックマーケットに行く話が出てきます。

チャトチャックマーケットの風景

タイにいる情報提供者からの情報で、密輸者にリスを売った店に行くも、店の人間は姿を消してしまいます。しかし、タイ警察がやって来て、「大丈夫、メシ食っている間に絶対出てくる(名乗り出てくる)」と太鼓判を押します。

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多種類のカエルを環境とともに展示・体感型カエル館Kawazoo

カエルは、「環境を飼う」生き物であると言われます。

Kawazooのモウドクフキヤガエル

・樹上性、半水棲、完全水中棲、地表性、地中性・・・のようにさまざまな環境に生息していること

・みずから体温を保つことができる恒温動物でない上、水分不足に対する守りを持たない両生類であること

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家族向けにきれいなレイアウトで爬虫類両生類を見せる足立区生物園

足立区生物園は、足立区が区立公園の中で運営する動植物の展示施設。それだけ聞くと、どうしても地味なイメージを抱いてしまいますが、展示する種類のラインナップ・飼育環境のレイアウトともに、爬虫類両生類目当てで行って損のない内容。以下、簡単にご紹介します。

足立区生物園

足立区生物園への行き方、アクセス

足立区生物園の最寄り駅は、東武伊勢崎線の竹ノ塚駅。ただ、駅から徒歩で20分と、少し遠い場所にあります。バスに乗って、

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バンコク・タイ赤十字協会スネークファーム

 タイ赤十字協会スネークファームは、毒蛇血清の研究機関が擁するヘビ観覧施設。日本でこういった組織が運営する同種の施設といえば、群馬県にあるジャパンスネークセンターが真っ先に思い浮かびます。

スネークファームの入り口

ジャパンスネークセンターは、人の命を救う大事な役割を果たす組織が運営していますが、一般人向け展示部分はB級スポット的な紹介をされることが多く、とてもユニークな雰囲気。一方のタイのスネークセンターは、どういった場所なのでしょうか。

タイ赤十字協会スネークファームへのアクセス、行き方

タイ赤十字スネークファームは、 続きを読む

リクガメ飼育者必見、横浜・野毛山動物園爬虫類館

爬虫類・両生類に関する事件を取り締まる現役警察官が、あつかった事件を振り返った本、「警視庁生きものがかり」。その中に、飼育する希少種のカメを盗まれて途方に暮れた動物園の飼育係が、長靴のまま最寄り駅まで犯人を捜しに行くくだりがあります。

野毛山動物園のホウシャガメ

このカメ盗難事件をきっかけに、警察とつながりが出来た動物園。以後、押収された爬虫類を預かったり、鑑定に協力したりといった関係が続いていきます。警察から持ち込まれた珍しいカメの繁殖に成功し、事件を担当した警官が子ガメを見に来るシーンなど、本の中で10ページ近くを割いて関連エピソードが紹介されているのが、これからご紹介する野毛山動物園です。

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