投稿者「神栖紗英」のアーカイブ

ヒキガエル 産卵のきっかけは気温?降雨?【産卵から1日目】

初産卵の日の翌日朝、新たに卵が産みつけられていました。 その後も、声がするので水たまりを見てみると、近くに4匹ものカエルが集まっています。 

一匹は、他のカエルに抱きついています。「ガマ合戦」です。 ヒキガエルって、ある時期になると一斉に出てきますよね。 数年前のこの季節、普段カエルを見かけない近所のスーパーからの帰り道で、一日に何匹ものヒキガエルと遭遇したことがあります。 雨や気温など、何かがきっかけとなって、冬眠から一斉に目を覚ますのでしょうね。 何をきっかけに目を覚ますのかはわかりませんが、参考に出てきた時期の気温と降雨量を記録しておこうと思います。

といっても、毎日温度計で気温を測るわけではありません。 出てきた日だけ記録しておいて、気温や降雨量は気象庁のHPの

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で確認すれば簡単です。

ヒキガエルが冬眠から目を覚まし、姿をあらわすきっかけ(トリガー)は、気温か降雨量だと思います。 産卵があった水たまりのある地域の観測地点は、東京都の練馬です。 気象庁HPによれば、初産卵のあった日(2018年3月4日)は、年明け最高気温が20度越えとなった2回目の日です。 20度越え1回目は3日前の3月1日で、この日は35ミリ(=3,4センチ分)の降雨がありました。

感覚的には、温かくなった日にのっそりと出てくるという気がします。

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ヒキガエルの初産卵(2018年)【産卵当日】

毎年ヒキガエルが卵を産みに来る、小さな水たまり。 今年もそろそろかなと思い、4月並みの陽気となった日に行ってみました。 明るいうちは、気配なし。 夕暮れ時に改めて見に行くと、いつの間にか、お腹が膨らんだカエルが少し離れたところに・・・ 近づいて写真をとっても、動きません。

この時、すでに池の中には別のカエルがいた模様。 底でじっとしていたため昼間覗き込んだ時には気付きませんでしたが。 しばらく置いてまた見に行くと、お腹が膨らんだカエルは池に近づいていました。 池の中のカエルは、池から出て、お腹が膨らんだカエルの方へまるで迎えに行くかのように移動しています。

その夜(3月4日)、2018年初めての産卵があったようです。 翌日、卵のひもが一部外に出ていました。

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おたまじゃくしの飼い方・育て方 記事まとめ

ヒキガエルのおたまじゃくしの飼い方・育て方について、まとめてみました。

エサは、栄養面、入手のしやすさ、日持ちがすること、水を汚さないことなどを考慮した結果、プレコ用タブレットにたどり着きました。
徹底解説 オタマジャクシの餌は何が良いか?

ケージ(飼育容器)は、①平面で活動するおたまじゃくしのために水面(平面積)を広くとれる、②持ち運びがしやすく水替えなどで便利、③値段が手頃、という理由から、透明なポリプロピレンケースとプランターの2つを使いました。ポリプロピレンケースは横からも観察できるメリットがあり、プランターは屋外での使用に耐え長持ちする丈夫さが利点です。
おたまじゃくしの飼育容器・・・ポリプロピレンケース
おたまじゃくしの飼育容器 その2・・・プランター
おたまじゃくしの引越し・・・ポリプロピレンケースからプランターへ半分移動

ケージの中には、おたまじゃくしがとまって休む場所となり、水質浄化の機能も持つ水草をいれたいもの。おすすめは、マツモです。
水草とおたまじゃくし【水質悪化対策にも】

梅酒のビン、片手鍋、レンゲ・・・百円ショップで買える水替えや観察に便利な小物類も紹介しています。
オタマジャクシの水換え【水にさわらず3分で出来る方法】

卵を持ち帰るときの注意点はこちら。
ヒキガエルの卵を持ち帰るとき、気を付けたこと

日々の成長の様子を記録した日記は、「おたまじゃくしからカエルまで」カテゴリーにありますのでご覧ください。

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