紀伊山地寄りの、奈良の奥山を歩いていた初夏のこと。
登山口付近は針葉樹ばかりですが、登るにつれて広葉樹が多くなっていく環境。標高1000メートルちょい、まだ針葉樹が優勢なものの下草も生えているといったエリアで遭遇した爬虫類・両生類、何だと思いますか?
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登山口付近は針葉樹ばかりですが、登るにつれて広葉樹が多くなっていく環境。標高1000メートルちょい、まだ針葉樹が優勢なものの下草も生えているといったエリアで遭遇した爬虫類・両生類、何だと思いますか?
続きを読む野外で見かけるトカゲ類は、再生尾をもっていることがよくあります。再生尾とは、いったん切れた後に、生えてくる尾のこと。
尾を切る、ということは、何らかのピンチに遭遇したから行われるわけです。そして、切れた尾が再生しているということは、ピンチを切り抜けて、無事生き抜いてきた証。
続きを読むこのサイトでも何種類か紹介している、ニホントカゲに似たトカゲいろいろ。
幸いにも、大谷勉著「日本の爬虫類・両生類飼育図鑑」という非常に詳しい本のおかげで、どの地域にどのようなトカゲがいるのか、写真付きで情報を得ることが出来ます。
ただ、雌雄や成長の段階に加え、地域変異や個体差もあり、この種のトカゲの種類を外見のみで判別するのは、素人にはやはり困難。
ということで、今回も見かけたエリアからの判定になりますが、「オキナワトカゲ」をご紹介します。
続きを読む東京都内には、野生の爬虫類両生類が生息しています。
奥多摩など山間部や離島には、ほかで見られないような固有種や希少種が。
そこまで遠くない、ちょっとした郊外にも、生息環境が残されていればそれなりに。
では、山間部や離島でもなく、一定面積の生息環境がのこっているわけでもない、普通の住宅街や街中には、野生の爬虫類両生類はほとんどいないのでしょうか。
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