香港アクア系マーケット・金魚街での爬虫類販売風景

香港金魚街の風景

香港は、タイやドイツと並んで爬虫類の飼育が盛んな国。そんな香港で、爬虫類販売の現場を見てきましたのでご紹介します。

香港には、ファッション系の女人街、スニーカーストリートと呼ばれる花園街、骨董のキャットストリートのような、同業の商業集積地がいくつかあります。 動植物関係では、小鳥を売る店が集まる雀仔街(バードストリート)、観葉植物や花を売る花墟道(フラワーマーケット)が有名。 爬虫類を売っているのは、アクア系の商業集積地で、正式名称通菜街、通称金魚街と呼ばれるエリアです。

香港の金魚街

金魚街へのアクセスは、繁華街のど真ん中ともいえるMTR旺角駅B3出口から歩いて3分とかなり便利。旺角駅、太子駅、旺角東駅を結ぶ三角形の真ん中あたりにあります。

通称が示す通り、このエリアのメインは熱帯魚などのアクア関係の店。温暖な気候を利用して、熱帯魚が袋に小分けして売られています。日本でも、小赤やメダカがこのような形で販売されているのを見かけますが、こういった売り方がされるのはせいぜいアカヒレやベタくらいまで。一方、香港では、加温の必要性がないからかプレコやその他の熱帯魚までこの形態で売られています。

小袋に入った熱帯魚が並ぶ

熱帯魚展示スペースの間を縫うようにして、爬虫類を売る店・コーナーがちらほら見えます。タイ・バンコクのチャトチャックマーケットのように爬虫類エリアが形成されているといった形でなく、アクア系の店のなかに爬虫類販売拠点が点在する、という印象です。

点在する爬虫類系の店の1つで撮ったのが下の写真。下段にはケヅメリクガメとアルダブラゾウガメに見える個体がいます。上段にいるのはイグアナの幼体、中段はアカアシガメの幼体でしょうか。

香港金魚街の爬虫類販売
香港金魚街

金魚街では、蛍光色が注入された魚が見られたり、アルビノ含む奇形個体が珍種扱いで高値で売られていたりと、動物愛護に厳しい欧米諸国とは違った雰囲気が感じられます。

多数の爬虫類幼体や、小袋に分けられたカラフルな熱帯魚が、煌々と輝く照明のもとズラッと並ぶ姿は、お祭りの夜店の金魚すくいを髣髴とさせる光景。好みは分かれると思いますが、アジアのたくましい姿が感じられる場所です。私にとっても、平成初期のアクアライフかフィッシュマガジン(だったと思います)の特集で取り上げられてからずっと気になっていた場所ですので、動物園・水族館の記事として紹介させていただきました。

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