餌・ケージ・飼い方 記事一覧

プロの飼育環境を、名高い飼育書を紐解きながら紹介します。活餌(生き餌)の調達・入手方法にも触れています。

アオダイショウと何が違う?シマヘビの飼育方法

シマヘビは、アオダイショウと並び立つ日本産ヘビの普通種。毒がなく、適度な大きさと美しい外見をもつことから、飼いたいヘビの候補としてアオダイショウと1,2を争います。

八木山動物公園のシマヘビ

どちらも素晴らしいヘビですが、両者には飼育上、すこし異なる点があります。そこで、アオダイショウとの比較に留意しながら、シマヘビ飼育のポイントについてまとめてみました。どちらを飼育しようか悩んでいる方は、必見です。

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プロから学ぶアオダイショウの飼育環境【ケージは?レイアウトは?】

アオダイショウは、日本のヘビの代表種。動物園や水族館でもよく飼育されています。これまで、いろいろな施設でアオダイショウを見てきましたが、多くの場所で次のような解説がされていました。

足立区生物園のアオダイショウ
  • 日本で最も一般的に見られるヘビで、日本固有種
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ウーパールーパーが映える水槽レイアウト

ウーパールーパーは、小さな目が可愛らしい人気の両生類。野生では、生息地が限られる上にその開発が進んで絶滅寸前となっていますが、養殖された個体が広く流通しています。

Kawazooのウーパールーパー

エサは、面倒な生餌を調達する必要がなく市販の人工飼料を利用可能。飼育設備も、極端な話、水を入れる容器があれば大丈夫。

夏の水温上昇や冬の凍結には気を配る必要がありますが、人間が快適に過ごせる室温で飼う限りヒーターなどは不要。水換えで水質を維持できれば、濾過器具も不要。電気が必要な器具がいらないという意味では、熱帯魚よりかんたんに飼育できます。

要は、ウーパールーパーは初心者でも飼いやすい入門種。ただ、それだけに気を付けてほしいことがあります。飼いやすく、安価で入手できる種類は、飼育が雑になりやすいのです。

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エボシカメレオンの飼育ケージレイアウト3選

「カメレオン」といえば、だれもが知るところの有名な生き物。他に類をみない独特のかたちや、体色を変化させるユニークな特徴は、爬虫類好きでなくとも思い浮かべることができます。

東山動物園のエボシカメレオン

ただ、名前と姿は知っていても、飼育対象として見れるかは別。実際、カメレオンの飼育は易しいものでありません。

しかし、近年では、今回ご紹介するエボシカメレオンのCBのように比較的丈夫な種類が流通するようになってきました。適切な環境を用意すれば、きちんと飼いこめて、繁殖まで狙えるところまで来ています。

今回は、その「適切な環境」を探るべく、詳しい飼育書の記載をみたうえで、国内トップレベルの飼育技術を誇る施設での飼育環境を紹介していきます。

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アカアシガメの飼育方法

アカアシガメは、南米の熱帯雨林に住むリクガメ。 リクガメといえば黄色や黒系統の外観が多いですが、 アカアシガメは前足や頬に赤色の部分を持ちます。

iZooのアカアシガメ

大きさは、場合によっては台車がないと動かせないヒョウモンリクガメやケヅメリクガメより一回り小さいサイズ。成体になると片手では持てない大きさになりますが、両手で抱えれば何とか持てるリクガメです。

このアカアシガメ、動物園でも見ることができますが、ペットとしても流通しています。飼育の一助とするため、専門施設での飼育環境やエサについてご紹介します。 (さらに…)

ミツヅノコノハガエルの飼育環境3選

ミツヅノコノハガエルは、地面に落ちた枯れた「木の葉(コノハ)」のような姿をもつ地表性のカエル。しばしば擬態する生き物の例として取り上げられます。

実際、枯葉とまざってしまうとこんな感じ。

アクア・トトぎふのミツヅノコノハガエル

このミツヅノコノハガエル、ペットとしても流通しているのをよく見かけますが、プロはどのような飼い方をしているのでしょうか。 (さらに…)

アカハライモリの飼育に陸地は必要か~プロの水槽レイアウトあれこれ~

初心者におすすめの爬虫類両生類として、よく名前が挙がるアカハライモリ。手のひらサイズの大きさで、丈夫で飼いやすいとなれば、人気が出るのも当たり前。

アクア・トトぎふのアカハライモリ(婚姻色)

そんなアカハライモリの展示を動物園や水族館で見ていると、飼育ケージのレイアウトに2つのパターンがあることに気づきました。

・陸地をほとんど設けない、魚を飼育するような水槽(アクアリウム)

・陸場と水場を設けた、半水棲カエルやサンショウウオを飼育するようなケージ(アクアテラリウム)

それぞれのメリット・デメリットを検討しつつ、 (さらに…)

プロがつくるボールパイソンの飼育ケージレイアウト4選

ボールパイソンは、いわゆる「外国産の大蛇」の見た目をもつヘビ。ニシキヘビ科に属し、ボールニシキヘビとも呼ばれています。

かみね動物園のボールニシキヘビ

ニシキヘビ科のヘビは巨大な種が多く、世界最大とされるアミメニシキヘビは10メートル近くにもなり、シカやヒョウを飲み込むこともあります。一方、ボールパイソンは150センチとアオダイショウと同じサイズ。

ただ、同じ1~2メートル位のヘビとは比べものにならないほど胴が太く、がっしりした体格をしているため、大蛇のような風格があります。

今回は、そんなボールニシキヘビを、他の大型ニシキヘビ含め種々のヘビを飼育する専門施設がどのように飼育しているのか、ご紹介します。

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プロが見せるヒョウモントカゲモドキの飼育レイアウト5選【床材は?・シェルターは?】

初心者にも飼いやすい爬虫類として、根強い人気を誇るヒョウモントカゲモドキ。比較的環境にうるさくなく、簡易な設備で飼育できるため、爬虫類飼育の入門種とされています。

野毛山動物園のヒョウモントカゲモドキ

そんなヒョウモントカゲモドキですが、天然記念物や海外の珍種、飼育困難種を多数擁するような爬虫類展示施設でも、その姿を見ることができます。

そこで、全国から日本を代表する専門施設を5ヵ所ピックアップ。爬虫類飼育のプロが、入門種たるヒョウモントカゲモドキ(レオパ)を、

・どのようなケージ・レイアウトで飼育しているのか

・床材やシェルターは何を使っているのか

じっくり見てきた結果をご紹介します。

文献からみるヒョウモントカゲモドキの飼育環境

プロの飼育環境を見る前に、詳しい文献からヒョウモントカゲモドキについての記載を (さらに…)

プロから学ぶコケガエルの飼い方

コケを身にまとったかのような姿で、周りの環境に溶け込む様子が印象的なベトナムコケガエル。比較的飼いやすく、繁殖も狙える種類のようですが、飼育に関する情報は意外と見当たりません。プロはどのような飼い方をしているのか、動物園・水族館での展示を見てきましたのでご報告します。

ロンドン動物園のベトナムコケガエル

コケガエル(ベトナムコケガエル)の飼育環境

プロの飼育環境を見る前に、詳しい参考書でコケガエルの項を確認してみます。コケガエルは最近になって流通しはじめた種類ですので、 (さらに…)

樹上性だが水場も重要?アマガエルの飼い方【ケージレイアウト多数】

ニホンアマガエルは、爬虫類両生類に興味のない人が「カエル」と言われてまず思い浮かべる存在。小さくて、緑色のかわいいカエルです。そんなアマガエルを、プロはどのように飼育しているのでしょうか。エサやケージの状況をリサーチした結果をご報告します。

Kawazooの二ホンアマガエル

飼育書の記述にみるニホンアマガエル飼育

プロの飼育環境を見る前に、ニホンアマガエルの飼育条件について、詳しい参考書から基本情報を抜粋します。各参考書とも抜粋部分の何倍、何十倍の情報量がある本ばかりですので、実際に飼育される方にはご一読をお勧めします。

千石正一著「爬虫両生類飼育図鑑」には、 (さらに…)

パンケーキリクガメの飼育方法3選

リクガメの中でも平べったい甲羅が特徴的なパンケーキリクガメ。細い隙間に入り込んで、体を膨らませて引っ張り出されないよう閉じこもるという面白い技をもったカメです。そのパンケーキガメを、プロはどのように飼育しているのでしょうか。エサやケージの状況をリサーチした結果をご報告します。

パンケーキガメのケージ、エサ、温度等

プロの飼育環境を見る前に、パンケーキガメの飼育条件について、詳しい参考書から基本的なデータを抜粋します。

「Q&Aマニュアル爬虫両生類飼育入門」には、パンケーキガメを飼育する上での諸々の条件として、 (さらに…)